僧侶が走る季節となりました!?

2021年12月11日

師走に入りました。

今年は、暖かい日が続くなぁと思っていましたが、

ここ最近、朝晩がとても寒さが厳しく、

朝、出勤する時、車のエンジンをかけ、

フロントガラスに付いた霜を取ってから出発します。

 

この季節は、太陽の高さが低く、角度的に運転席に直に光が当たります。

「眩しいなぁ」

「眩しくて、道路のカーブミラーも見えにくいんだよなぁ」

「カーブミラーも白く曇っちゃってて、役にたってないんだよねぇ」

なんて、いつも心の中でぼやき、

一時停止して、左右を何度もキョロキョロしながら、少しずつ、

交差点に進入していきます。

 

ふと、

「白内障の人は、こういう場面ではもっと眩しいのかしら?」

「私はいつ、白内障の手術を考えるお年頃?になるのかなぁ・・・」

と、頭をよぎります。

 

 

師走は忙しい。

なぜなら、僧侶が走る季節だから。

古くから日本の家では、年末にお坊さんが各家庭に呼ばれて、

お経を唱える習慣があったから、

走り回っているお坊さんで師走になったとか。(他にも説あり)

特にこれといって、大きな予定は何もないのだけれど、

何故か、この時期は、なんだか落ち着かない。

心がざわついてしまう。

「年賀状の準備をしなきゃ。」

「車の点検時期だな。スタットレスタイヤに交換してもらわないと。」

「大掃除しないとなぁ。何から手を付けるか?」

「部屋の電気の小っちゃいやつが点かなくなってたな。あれ名前なんて言うんだっけ?」

「ビールが安売りしてる。買いに行かなきゃ。」

 

忙しいといいながら、

部屋の電気の小っちゃいやつの名前を調べてみる。

ナツメ球というらしい。可愛らしい名前だ。

おそらくすぐに忘れてしまうだろうな。

買いに行くことも、ナツメ球という名前も。

 

よく考えると、

今、この時期に、

絶対やらなくてはいけないものの方が、少ない気がする。

別に、こんな寒い時期を選ばなくとも、

暖かくなってから、ゆっくりやればいいこと。

 

でも、何となく今年中にスッキリさせたい。

何もかもすべて。

 

師走とは、そういうものなのかも・・・しれない。

今年の冬至は、12/22(水)だそうです。

これから、昼が長くなります。

太陽の角度も変わって

朝の運転も少し楽になるのかなと。

ゆず湯に入って、カボチャを食べて、

どうか、来年こそ、

穏やかな一年になってくれることを望みます。