2022年08月25日
夏本番になりました、皆さんはどうお過ごしでしょうか。
今回は夏の花粉症についてお話したいと思います。
春先のスギ花粉の時期を過ぎ、夏を迎えても花粉症状のある方もいらしゃると思います。
5-8月の夏の花粉症の主な原因となるのはイネ科の植物です。
イネ科の植物のなかでも特に夏の花粉症の原因となるのはカモガヤという植物です。
イネ科の花粉は、9月ごろまで飛散しています。
晴天でカラッとした空気の日は花粉が飛散するため注意が必要です。
8-9月の夏の終わりごろには、キク科の花粉も飛散し始めます。
ブタクサをはじめとしたキク科の花粉は秋の花粉症の代表格ですが、関東では8月末から9月ごろが飛散量が最も多いそうです。
夏の花粉症の原因となる植物は、スギなどに比べ、植物の背丈が低いことが特徴です。
背丈の高い植物の花粉は、風に乗って数10kmの広範囲に広がりますが、背丈の低い植物の花粉はそれほど遠くまでは広がりません。
道端や河川敷などどこでもはえているので気になった方はアレルギー検査をするのもおすすめです。
当院では植物や食べ物などにアレルギーがないか検査することができます。
採血を一人で受けることができる小学校高学年くらいの年齢の方から検査を承っております。
それより低学年の方は小児科でのアレルギー検査をおすすめしています。
検査をご希望の方は16:00より前までにお越しください。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。